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8月9日〜8月15日・丸善日本橋店に出店いたします/山繭シルクの魅力

いよいよ8月が目前です。7月は丸々ポップアップはお休みしましたが、いよいよ秋冬モノが店頭に並ぶ季節が始まります。

丸善日本橋店でのポップアップのご案内です。6月に引き続いての出店となりますが、今回は秋を意識した商品展開となります。新作も並びますので是非、足を運んでみてください。

■ 『Himalayan Treasure Vol.6』 – ネパールの自然と伝統を未来へ –
会期:2023年8月9日(水)~8月15日(火)
時間:午前9時30分~午後8時
会場:丸善日本橋店  B1F イベントスペース

そして丸善のポップアップの直後にネパール出張へと行ってまいります。約1年ぶりとなります。昨年はまだコロナ禍の爪痕が大きかったこともあり、現地ではアトリエの中でパターン作りばかりしていました。今年は様々な方々とネパールで合流する予定もあり、色々な計画が動き出す気配がいたします。

さて、今回の写真に使ったのはタッサーシルクの商品ですが、シルクには、原料となる繭を作る蚕(カイコ)の種類によって様々な種類があります。


クワを食べて育つカサンガ科のカイコの繭から作った家蚕糸に対して、ヤママユガ科の繭から作った糸を総称して野蚕糸と呼びます。野蚕の発祥はヒマラヤ地方と言われ、主としてインド、東南アジアに分散しています。野蚕のシルクは、山繭シルクとも呼ばれています。

タッサーシルクは、野蚕糸の種類の一つでタサール蚕糸と分類されます。蚕はサラソウジュ・イヌナツメなどのはを食して、大型の楕円形で硬い褐色の繭を作ります。

タッサーシルクは、一般的な家蚕糸のシルクとは異なる野生的な風合いがあります。手で製糸した不均一な糸で、オフホワイトからベージュの色をしており節や天然の繭の色むらも見られます。

タッサーシルクにも自然な光沢があり、オリエンタルで上品な印象に仕上がります。オフホワイトやベージュのワントーンコーデも素敵です。

シルクは、保温性と放湿性に優れており、一年中快適に着用できるのが特徴です。しかも、軽くて暖かいので、寒い季節も薄着で過ごせるほどです。お洒落着洗いで、ご自宅でのお手入れも可能です。繰り返し洗っても比較的丈夫で、長くご愛用いただけます。

オンラインショップでは、山繭シルクシリーズの販売もスタートしました。

https://www.orientalgate.shop/categories/5300386

山繭蛾の繭から採れる、特有の絹糸の面白みを活かして、これからも商品開発を進めていきたいと考えています。これからの展開を是非楽しみにしていてください。

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■ORIENTAL GATE onlineshop
ORIENTAL GATE はネパール発のエシカルファッションブランドです。自社工場で染め、織り、縫製を行なった自然素材の服を中心に、自然と文化を守るために復興させたヒマラヤ山羊やヤクのストール、ジュエリーなど他にはないオリジナルのアイテムをご紹介しています。

■ORIENTAL GATE showroom
場所は京成立石駅、徒歩1分。半分は倉庫になっており、アンティーク家具と布で味付けしただけの簡単なショールームですが、居心地が良い空間です。お得なセールも随時開催。不定期オープンですのでオープン日を確認してぜひ遊びにいらしてください。

■ORIENTAL GATE 展示会スケジュールと実績
これからの展示会スケジュールと実績をまとめました。全国の展示会やpopupにて、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

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