blog

SPRING/SUMMER 2022 カディ・コレクションのご紹介

新春早々の1月11日、2022年春夏の新作を online shop にてリリースいたしました。新色、新デザインの数々を是非ゆっくりチェックしてみてください。

https://www.orientalgate.shop

主力は綿を中心とした自然素材ですので、春夏がメインシーズンのブランドですが、2020年、2021年と2年連続コロナが春夏に猛威を振るい、まだまだ本格的に活動出来ていないという実感があります。今年は改めて「Open the gate!」という思いを込めて力強く展開していきたいと思っております!

春夏の素材の中で、インド由来の手紡ぎ手織のコットン布であるカディをご紹介をさせていただきます。

インドの独立運動を導いたガンディが、手仕事でインドの伝統を取り戻すことを謳い、自ら糸を紡ぐことで復興した布がカディです。機械紡ぎの糸が作られて安いイギリス製の洋服が普及したという19世紀末ごろののインドの状況は、21世紀の今の日本にも通じる話であり人類は何度も同じような事を繰り返しているのだと感じざるを得ません。ガンディは今でもインド人にとっては特別で偉大な存在であり、カディは現代に至るまで同じ施設で紡ぎ続けられています。

ORIENTAL GATE では、インドから糸を仕入れてネパールで染め織をした、オリジナルのカディコレクションを展開しています。

カディは手前味噌ながら本当に人気で、冬であってもニットと合わせられるとお客様が判断され、一年中沢山の方々にお買上げ頂いております。人気色と人気デザインが品薄になっておりましたが、昨年から増産し、本格的にこの春から展開いたします。ブラック、ネイビー、ホワイトの定番に加えて、今年らしいパステルカラーもご用意いたしました。新しいデザインには、真夏にも快適なブラウスやチュニックなどが加わりました。

年齢を重ねてきますと、軽いという要素が何よりも嬉しいものです。この着た時の軽さ、そして透け感のある軽い見た目が評価されて多くの年配のお客様にも、この素材をご愛用いただいております。またカディの柔らかい肌触りには、他の素材には真似できない心地よさがあります。

カディを作るには、極細の糸を手で染め、糸車を使って加工するなど、作業に多くの手間と技術を要します。しかしこの一手間一手間が、手仕事でしか生み出せない風合いと存在感を生み出します。

前身のブランドから謳ってきた、Slow Fashion という言葉は、ORIENTAL GATE にも引き継がれています。この言葉は、手間のかかるゆっくりとした生産工程だけではなく、その消費においても、ゆっくりと長い期間愛用していけると言う二つのSlowを表しています。Fast の対極を行く私たちの一貫した理念は、これからの新しい時代には大きな意味を持ってくるのではないかと思っております。

カディという素材を、ぜひ皆様も体験してみてください。

関連記事

■ORIENTAL GATE onlineshop
ORIENTAL GATE はネパール発のエシカルファッションブランドです。自社工場で染め、織り、縫製を行なった自然素材の服を中心に、自然と文化を守るために復興させたヒマラヤ山羊やヤクのストール、ジュエリーなど他にはないオリジナルのアイテムをご紹介しています。

■ORIENTAL GATE showroom
場所は京成立石駅、徒歩1分。半分は倉庫になっており、アンティーク家具と布で味付けしただけの簡単なショールームですが、居心地が良い空間です。お得なセールも随時開催。不定期オープンですのでオープン日を確認してぜひ遊びにいらしてください。

■ORIENTAL GATE 展示会スケジュールと実績
これからの展示会スケジュールと実績をまとめました。全国の展示会やpopupにて、皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

■Our Product(製品について)
ORIENTAL GATEの製品の特徴や生産工程、コラボ商品などをご紹介します。

■User’s Voice(お客様の声)
ORIENTAL GATEのユーザーさんのリアルな声をお届けします。

LINEでお得な情報を発信中

LINEでショールームのオープン日やシークレットでお得なお知らせをお送りしています。QRコード、または、→こちらから LINE登録をよろしくお願いいたします。