User’s Voice 第3回 いけばな師 添実のりさん
添実のり:そい・みのり。雑誌編集者歴12年、広報担当歴10年の会社員経験からカラーセラピー『オーラソーマ』のセラピストに転身。その後、自身のクリエイティビティを発揮したいと、駆け出しの編集者時代から続けてきた創作いけばなを生業に。現在は『もの言う花』という屋号を持ち、花活け師として活け込みといけばな教室を主催している。
赤池:添さんにお会いしたのは3年以上前の旧ブランドの展示会でしたね。それ以来何点もお買い上げいただきました。そして ORIENTAL GATE もご愛用くださり本当にありがとうございます。まずは服の感想をお願いします。
添様:黒のカディーのスカートがとにかく着易くて楽!何にしようかと思った時にすぐ目について履きたくなる感じです。びっくりしたのが夏物だと思ったけど冬も着れると言われた通り、タイツやレギンスを重ねて履くことで対応できること。実際すごく重宝してます。お家でも今日のようにセーターに合わせたり、出勤の時は一緒に購入したネイビーのカディーのシャツと合わせたり。何にでも合って着まわしが効くのですごく便利。旅行にも良さそう。
赤池:このカディーのスカートは、自分が重宝していたので去年一番にお客様にお勧めしていたのですが、添さんもその時お買い上げくださってありがとうございます!
添様:ウエストゴムの服はだらしなく思えて好きではないんだけど、これは違う。スタイリングを楽しんで着れてる感じ。意識しなくても格好がつくんですよね。あと、カディーのシャツとは別のブランドのネイビーのシャツを持ってるけど、カディーは肌触り良いので回転率が高いんです!着ていてとても楽なんです。ニットワンピースの上に着てちゃんとした感を出したりしています。
赤池:ありがとうございます!カディーは本当に快適ですもんね。ORIENTAL GATEの今後について、何かありますか?
添様:カシミヤのベージュのストールも購入しました。頬ずりしたくなる柔らかさで本当に暖かくて、着物にも羽織っても良いし。ORIENTAL GATE はクオリティーの高い毛織物を扱っていらっしゃるので、是非ニットを出して欲しいと思っています。今の時代のお洋服屋さんって、色味が足りないというか、つまんないんですよね。優しいキレイ色のアイテムを出して欲しいです。
赤池:いいセーターがあるのですよ!でもコロナでネパールに行けないので、行けるようになったら是非実現させたいです。私も色についてはこだわりがあります。添さんはカラーセラピストでもあるので、色の取り入れ方お上手ですよね。
添様:そうですか。ありがとうございます。あとこれはリクエストというより、ORIENTAL GATE についてなんですが、商品との出合いがあった時には躊躇しないことが大事って思います。オシャレで楽に着られるブランドは他にもあるけど、ORIENTAL GATE は自分を変えてくれるブランドかもしれないですよ!って言いたい。
赤池:少量生産ですしロットによって布の風合いは変わりますから、服とは巡り合いです。ピンと来た時に躊躇しないというの、仰っていただけて助かります(笑)
添様:私も静さんに「これ凄く良いんですよ」って勧められたものを取り入れたわけだけど(笑)。それによって、フィットする服だけじゃない何かを与えてくれている気がする。スピリチュアルじゃないけど人生を変えるきっかけとなる。いつも同じようなものを買う、決めちゃってるところをハズす。今まで着なかったものにトライしてみる。そしたらシンプルだけどちょっと違う自分に会える。まさにGateが開く!
赤池:おお〜、そんな風に仰っていただくとは!確かに、私はお客様が見ているもの以外をパッと全然違う視点からお勧めするところがありますね(笑)。似合うものがわかるんですよ。逆に似合わないものは「違います」と言ってしまいます(笑)。最近はそれがいいので見立てて欲しいと言われることもあります。
添様:服の背景には世界観がちゃんとあるのも良いですね。服と出会った瞬間はちょっと高いと思っても、5年10年長く大事に着ようと思える服だから結果的にお得だと思います!
赤池:私も何年も経ってからその服を着ている人に会うこともありますが、嬉しいものです。沢山お勧めしていただいて本当にありがとうございました!