広島大学の国際型ダイバーシティ研究環境実現プログラム(CAPWR)のダイバーシティ推進協議会機関に参画します
文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)に採択された広島大学のプログラムにおいて、ダイバーシティー推進協議会にORIENTAL GATE株式会社が民間企業として選ばれました。
この事業は、広島大学によって『国際型ダイバーシティ研究環境実現プログラム』として2017年から実施されている取り組みで、「地域の研究開発の中核である国立大学と、ものづくり企業との産学連携に、国際協力に携わるシンクタンクの知見を融合させ、平和で持続可能な社会に貢献すること」を目的としています。また、「大学と企業の女性研究者に新たな知識や機会を提供し、地域に根ざしつつ国際的な視野も有する女性研究者、特に履行農業学系女性研究者の量的・質的拡充を目指します。」という内容です。
マツダ株式会社、デルタ工業株式会社、一般財団法人 国際開発センター など48のメンバー機関の中にORIENTAL GATE株式会社が今年3月に加わりました。
副理事としてこのプログラムを率いる広島大学の石田洋子教授は元国際開発センターの研究員であり、ネパールの教育開発に長年携わっておられました。ネパール在住の当時から私の作る服のお客様で、思えば長く見守って頂いてきたのだと感謝いたしております。一昨年にORIENTAL GATE によって法人化して1年余り過ぎた今年の3月、こちらの取り組みに参画するお誘いをいただきました。
「ダイバーシティに関連する会合やセミナーに参加」したり、「可能であればセミナー講師になっていただければ」「広島の皆にとってもいい刺激になり、赤池さんにとって発信のいい機会になるのでは」というご提案でした。
私も学生の頃、国際協力の世界に憧れてイギリスの大学院へ留学をしました。また父が大学の教員をしていたことから研究者の道を少しだけ考えたことがあるので、アカデミックな世界に少しでも関われることはとても嬉しく思います。
公的機関との連携があることは、今後のネパールにおける取り組みにおいてもプラスになることと思います。アパレルの会社としてお客様に喜んでいただく服を循環させることはもちろんですが、社会問題に取り組む民間企業としても、積極的に活動していきたいと思っております。そしてORIENTAL GATE は「エシカルは理論や理想ではなく実践」であるという姿勢で独自の路線を一歩一歩進んでいく所存です。