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SDGsは幸せという観点から 〜地球に優しい循環へ〜

今話題になっているSDGs、持続可能な開発目標の達成。弊社の場合、「作る責任、使う責任」という項目が該当します。「地球の未来をより良く平和に」という誰もが持っている願いに応えるのは、衣食住における環境負荷を減らすことに他なりません。

作る責任において、ORIENTAL GATEはネパールの直営工場で、シルク、麻、コットンなどの100%自然素材で、私たちの欲しいリアルクローズを作っていきます。長く愛用できるデザインのものを時間をかけて企画、生産しています。

ベーシックなデザインと色を作り続けていくため、毎シーズン違うデザインを提供するブランドとは違うスタンスです。その訳は、ある年代になると削ぎ落とすことが魅力につながると思うからです。自分のスタイルを見極めたら、それをユニフォームのように着てもいい。そして同じものを買い替えたい。そのようなシンプルでベーシックなものに対するニーズを自分自身が感じているからです。

また、年を重ねるにつれて加えていきたいモノもあります。それは上質な素材感や艶、光だと思っています。つまりパシュミナの素材感。シルク、パールが放つ内側からの上品な艶。天然石の輝き。そしてこれらの自然素材を重ねることで生まれる調和が何より美しいと感じます。

こだわりを持つものは、一見は「モノ」であるかもしれません。しかし、私たちが本当に目指しているものは、それを着て感じる幸せ、生産者の幸せ、そして地球に優しい生産と消費の方法です。

昨今のコロナウイルスの世界的流行は、行き過ぎたグローバル化の代償であり、ローカリゼーションを見直すための警鐘であるとも言えます。そういう意味では、本来はネパールで生産したものはネパールで消費されるべきかもしれません。

しかし、その為には段階があると考えます。ネパールには自国の産業が観光と農業に限られるため、多くの人々が海外に出稼ぎに行くという実情があります。生産と消費を促すにはその国独自の経済の循環が不可欠です。ネパールに仕事を作ることは、結果的にネパールのローカル経済に貢献することになります。

日本も多くのネパール人労働者に支えられている現状がありますが、日本は日本なりに地方への移住やリモートでの働き方などへシフトが起こっていくことでしょう。各国、各地域の変化の連動が新しい未来へと繋がる今、一つ言えることは各自、各企業は地球の持続可能性という観点から行動しなければならないことです。

コロナ禍、過渡期とも言える今は、元に戻る事を目指すのではなく、新しい未来への準備をする期間だと思っています。私はネパールで積み重ねてきた実績を新しい時代にふさわしい、地域を豊かにする産業に育てたいと思っています。日本でもまた、伝統的な産業を復興させるなど地域経済が元気になる動きへ向かうべきだと考え将来的にそれに資することができればと思っています。

最近、ネパールの養蚕農家の方と弊社を結んで、シルクの産業を興すことに興味を持たれている有志が揃いました。古くて新しいスローな産業を興すという長年の夢が、いよいよ具体的になる可能性が見えてきました。

心豊かな生活は、多すぎるものに囲まれることではありません。時代が変わりゆく今目指すものは小さくゆっくりとした循環です。

ORIENTAL GATE 次回展示会のお知らせ

『True Colors』

期間:10月28(水)~(土)  4日間  時間:11時~19時

会場:Do Progetto ドゥプロジェット 東京都渋谷区上原1-26-14

小田急・東京メトロ千代田線「代々木上原」駅東口徒歩1分

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■次回のORIENTAL GATE展示会
期間:12月8日(火)〜13日(日)
時間:11時〜19時
会場:gallery Doma (ギャラリードマ)東京都練馬区練馬1-26-2
最寄り駅:練馬駅 (西武池袋線 / 大江戸線) より徒歩1分

■ORIENTAL GATE online shop OPEN!
ORIENTAL GATE は、ネパール発のエシカルファッションブランドです。手仕事の伝統を守りながら、シンプルでベーシックな洋服を作っています。また、ヒマラヤの自然の恵みであるパシュミナや天然石、非加熱蜂蜜など、選りすぐりの商品をセレクトしてご紹介しています。